神経質礼賛 2408.ボールペン
勤務先のカルテが紙カルテだった頃はボールペンの使用頻度が非常に高くて黒ボールペンは月1本位使い切っていた。書類も手書きだったから右手の人差し指と中指にはボールペン胼胝(たこ)がいつもできていた。やがて定型的な書類は決まった書式をパソコンのエクセルで作ってもらい、画面に打ち込んで作るようになってボールペンの使用頻度は減った。さらに電子カルテになってボールペンでの手書きは著しく減った。それでも、手書きの2枚とか3枚複写の書類や伝票はボールペンで書かなくてはならない。そしてとっさにメモを取る時はやはりボールペンを使う。そういう時に外来や病棟にあるボールペンを使った後うっかりそのまま持ってきてしまったり、逆に自分のボールペンを置いてきてしまったり、どっちが自分の物かわからなくなることがある。これは職場でのボールペンあるあるだ。
今年の4月から勤めている精神科クリニックでは紙カルテに逆戻りである。再びボールペンの消費が早くなった。長いこと未使用のままのボールペンを使おうとすると書けなくなっていることがよくある。ペン先に乾燥防止のための小さな球状のカバーが付けられているものでも一度も使っていなくても年数が経っていると意外と使えなくなっている。3色ボールペンの場合、赤色や青色は書けるのに、一番使いたい黒色だけが使えなくなっているものが多い。まだ生きている赤インクあるいは青インクだけを1本の多色ペンに付け替えて、赤専用とか青専用のボールペンとして使う手もありそうだが、労多くして益少なしとみて、それはやめておくことにする。
今のボールペンは油性インク、水性インクだけでなく、両者のいいとこ取りをした優れたインクが使われているものもある。スラスラ滑らかに書けて気持ちが良い。しかし、複写の伝票に書く時は強い筆圧が必要であり、古いタイプのボールペンでないとうまく下の紙まで字が写らないので、使用状況に応じて2~3種類のボールペンを使い分けた方が良いようである。そして、突然のインク切れに困らないように、洒落た高級ボールペンよりもインク残量が見える透明軸のものがありがたい。透明でないものは、時々軸を外して残量をチェックするのが神経質人間のやることである。
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