神経質礼賛 2403.願徳寺
ツアー2日目は観光バスで移動し、西山・大原野神社近くの宝菩提院願得寺からスタート。今までこのお寺の存在を知らなかった。以前、大原野神社に行った時にも完全に見落としていた。京都一小さい地図に載っていない観光寺院なのだそうだ。朝9時の開門と同時に入る。特に秘仏というわけではないが、本尊の国宝・如意輪観音像の美しさには息を飲む。照明の下ではキリっとしたお顔に見え、照明を消した自然光では穏やかな優しさが漂う。今回のツアーで一番印象に残った仏像になった。
その後は仁和寺の霊宝館で国宝阿弥陀三尊像の特別公開を見る。国宝の医心方などの医薬書類も多数展示されていた。昼食は大徳寺脇にある泉仙の紫野店で雲水という名前の精進弁当をいただく。ビールを追加注文して一人で飲んでいる男性もいた。バスの出発まで少し時間があったので、一人で北大路通を渡って源氏物語の中にその名が登場する雲林院をのぞいてみる。平安時代には大寺院だったらしい。今では大徳寺の塔頭の一つとして残っているばかりだ。さらにそこから徒歩5分ほどの堀川通沿いに紫式部の墓と小野篁の墓とされるものがあるらしい。それはまたの機会の楽しみに取っておく。
バスはまた西へ戻るルートを辿る。団体のため、お寺との調整でその順番になってしまったとのことだ。嵯峨の清涼寺で国宝・釈迦如来像と阿弥陀三尊像の特別公開を拝観する。本堂の裏庭もなかなか立派だった。紅葉もし始めていた。バスツアーだと歩きが少なくて楽である反面、気に入った所をじっくり見ることができないのと、一度にあれこれ見てしまうと印象に残りにくい欠点があって、一長一短だと思った。
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