神経質礼賛 2409.アマチュア・アンサンブルの日(3)
11月24日(月・振替休日)に第15回アマチュア・アンサンブルの日が静岡AOIホールで開催された。一昨年(2169話)、昨年(2282話)に引き続き3年連続の出場である。1グループ15分の持ち時間で24グループが演奏。今年はなんとトップバッターで、正午の出演となった。
昨年の暴風雨とは打って変わり秋らしい穏やかな日和に恵まれた。10:55受付、11:15リハーサル、12:00演奏開始。前に演奏するグループがいないので、気分的には楽である。例年通り時間には極めて神経質に進行していく。今年の第1曲はシューマン作曲クライスラー編曲の3つのロマンス第2番op.94-2。原曲はオーボエ曲だ。美しい主題で始まり、中間部の短調部分はいろいろな障害を示しているように思える。シューマン自身もクララとの結婚をその父親からの強い反対を乗り越えて愛を貫いている。無難に弾き終わる。第2曲はブラームス作曲FAEソナタ第3楽章スケルツォ。ベートーヴェンの「運命」へのオマージュと思われる作品で、タ・タ・タ・ターンのリズムが多用される。テンションが極めて高くなる曲だ。今年入手したヴァイオリン(2365話)がよく鳴ってくれてピアノの音量にそれほど負けない音を出してくれた。ただし最後の重音の一部が少しかすれてしまった。第3曲はフォスター作曲ハイフェッツ編曲「金髪のジェニー」(2366話)。重音奏法が美しいが、出だしの部分は簡単そうに見えて一番低いG線の超ハイポジションで弾くことを指定されていて楽器が鳴りにくく音程も取りにくくて難物である。繰り返し練習してどうにか満足が行くレベルになっていたのだが、肝心の本番で最初の音程が低くなってしまい痛恨のミスである。緊張感が足りなかったと反省する。それでも、貧乏のどん底の中で愛妻ジェーンとの離別を余儀なくされたフォスターの切ない思いを込めて弾くことができたと思っている。このホールで演奏する機会を与えてもらえたことに感謝。そしてピアノ伴奏を担当してくれた友に感謝である。後で民放のローカルニュースに紹介されていたことを知った。
« 神経質礼賛 2408.ボールペン | トップページ | 神経質礼賛 2410.片足は墓穴にありてわれは立つ »


コメント