神経質礼賛 2430.台湾ラーメン
1月下旬になってから厳しい寒さが続いている。今年は手指のしもやけが重症で何カ所もあかぎれを併発していて軟膏や絆創膏での対応も追いつかない。これだけ寒いとやはり体を温めてくれる食べ物が欲しくなる。頭の中には鍋物、あんかけ系の丼物や麺類が浮かんでくる。そして激辛はとても食べられないけれどもチョイ辛ものも食べたくなる。週一回昼食を食べている町中華に前回行った時、隣のテーブルの男性が台湾ラーメンを注文していた。店員さんに「かなり辛いですか」と聞いたら「そんなに辛くはないですよ」と答えていたのを思い出した。台湾ラーメンと台湾チャーハンのセットを頼んでみた。
台湾ラーメンといっても台湾料理をヒントにして日本で発祥したものらしい。具の挽肉には唐辛子とニンニクで味付けされ、さらに刻んだ野菜が載っている。いかにもスタミナが出そうである。まず、スープを飲んでみる。旨味が口に広がる、が、少し遅れて辛味がツーンと広がってくる。やっぱり辛い。そういえば、台湾チャーハンもセットで頼んでいたのだった。これまた同じような具だから、卵が入っているだけ若干マイルドながら似たり寄ったりだ。しまった、神経質が足りなかった、せめて普通のチャーハンにしておけばよかったと後悔する。赤い唐辛子を注意深く避けながら食べて行った。ラーメンのスープはとても飲み切れなかった。塩分摂り過ぎにならなかったのが救いである。
外で食べる美味しい暖か物もよいが、最強の暖か物は森田先生の歌にあるような身も心も温めてくれる手料理であろう。
我妹が 設けて待ちつる 湯豆腐に 一日の疲れ 忘れ果てゝき
(白揚社:森田正馬全集第7巻p.445)


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