フォト
無料ブログはココログ

« 2026年2月 | トップページ

2026年3月 5日 (木)

神経質礼賛 2443.鶺鴒(セキレイ)

 数年前から朝の通勤途中にアスファルト道路や駐車場を白黒のスリムな小鳥がトコトコ速足で腰を振るように歩き回っている姿を見かけるようになった。はて、何の鳥だろう。スズメやムクドリではない。近くを通っても逃げ去ることはないが、写真に撮って検索にかけようとしても動きが激しいので何度か失敗している。街で見かける鳥を数多く紹介しているホームページを見てもなかなかそれらしいものがない。いろいろ探して、ようやくセキレイだとわかった。

 鶺鴒(セキレイ)とは、背筋を伸ばした美しい鳥、という意味なのだそうで、セキレイにはキセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイの3種がある。キセキレイは上腹部が白色・下腹部が黄色であり、渓流に生息している。ハクセキレイは黒~灰色の羽を持ち、胸部や腹部は白く、白い顔に黒い過眼線が入っている。元は大陸由来で冬場に日本に来ていたのが居ついたもので、最初は北海道、東北から今では日本全土に勢力を広げているそうだ。繁殖力が強く、最近は市街地に順応して年中見かけるようになっている。日本の在来種セグロセキレイはそれに押されて旗色が悪いという。

 日本書紀の中でイザナギノミコトとイザナミノミコトにセキレイが男女の交わり方を教えて国生みをさせたとする伝承もあるようだ。これはセグロセキレイと考えられている。古事記の文庫本の同じ部分を読んでみたがこちらには書かれていなかった。一方、ハクセキレイは幸運の象徴ということが言われる。確かにちょこまか歩き回る姿はほほえましく、見ただけでちょっと得した気分になれる。アスファルトとコンクリートに囲まれた無機質な街中でもよく見れば面白いものが見つかる。

2026年3月 2日 (月)

神経質礼賛 2442.マイクロソフト商法

 Windowsを販売しているマイクロソフト社に独占禁止法違反の疑いがあるとして公正取引委員会の立入調査が入ったことがニュースで報じられていた。コストや契約条件により自社のクラウド基盤を利用するように顧客を誘導し、不当に他社の取引を妨害した疑いとのことである。以前からマイクロソフト商法は独禁法違反の疑いが指摘されてきたが、今回もまたうやむやな決着に終わりそうである。

 仕事や日常生活でよく使用している文書はワードやエクセルで作られているものが多く、学会発表や講演ではパワーポイントを使うため、長いことパソコンの買替はWindowsのワードやエクセルなどがセットされたOfficeが入ったものにしている。一度買えば5年ほどして次の買替まではそれを使うのを常としていたが、最近はソフトの年間使用料を払って最新のものに更新するタイプに誘導しようとする圧力が強くなっている。さらにWindows11になったら、ファイルデータをクラウド上に勝手にバックアップするようなデフォルト設定になっていて、パソコンのメモリ不足や処理速度低下に悩まされることになる。これも自社のクラウド処理ソフトに顧客を縛り付けるとともに、より高性能の新型パソコンへの買替を促すマイクロソフト商法なのだろう。ネット情報からクラウド上のOne Driveとの同期を解除する方法を調べて、やっと解決できた。年々やり方が悪辣になってきているように思う。ネットがなかった時代のワープロソフト一太郎や表計算ソフトが懐かしく思い出されるけれども、もう後戻りすることはできない。マイクロソフト商法に踊らされずに情報を集めて対処していきたい。

 

2026年3月 1日 (日)

神経質礼賛 2441.6年ぶりの三島

 23年間通勤していた三島森田病院を退職して6年になる。三島には県内唯一の弦楽器の修理ができる店があって、退職直前にヴァイオリンやヴィオラの弓全部で5本の毛替えを依頼した。年1回は毛替えをしたいけれども、店が近くにないとそうもいかず、そのままになっていた。また、40年使っているオールドヴァイオリンの駒にE線(一番高い音を出す細い弦)が深く食い込んでしまっていて、これも修理が必要なレベルになっている。そこで、一昨日に予約の電話を入れて、昨日行ってきた。

 三島駅に降りてみると6年前にはまだ建設中だった南口の東急ホテルが目立つ存在にはなっているが、それ以外特に目につくものはない。伊豆箱根鉄道に乗り換え、三島二日町まではすぐである。駅員さんはいなくなり無人駅になっていた。精神保健相談を依頼されてこの駅近くの三島保健所に何度も行ったことを思い出す。店までは歩いてすぐである。予約の時刻より20分早く着いてしまった。先客がドアから出てくるのを待ってから入店する。女性の弦楽器職人さんと相談である。弦楽器の弓の毛は馬の尻尾の毛だ。ここでの毛替えはモンゴル産、シベリア産、カナダ産、イタリア産、さらにはカナダ産やイタリア産の極上品から選ぶ。後のものほど価格が高くなる。ヴァイオリン弓3本とヴィオラ弓1本すべて音がソフトなカナダ産の普通のものを選んだ。40年使っている弓は先端のチップが少し欠けていると指摘され、その交換もお願いする。駒については、まだ交換しなくても大丈夫だということで、削って調整してもらうことになった。1週間後にまた取りに行く予定である。その時には、昨年購入したヴァイオリン(2365話)のあご当ての交換もお願いするつもりだ。

 三島駅に戻り、売店で三島大社の福太郎(1088話)を買って帰る。ほとんど宣伝されておらず伊勢神宮の赤福ほど有名ではないが、これは三島銘菓である。黒い翁の面を付けて福の種を撒く福太郎にちなんで、草餅に烏帽子をかたどった餡子が付いている。これがリーゼントに見えるという人もいる。値上がりして現在は12個入り1200円(税込)である。賞味期限が製造日含めて4日と短いけれども美味しくてすぐに食べきってしまうから心配はいらない。

« 2026年2月 | トップページ

最近のトラックバック

2026年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31