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2026年4月26日 (日)

神経質礼賛 2459.AI川柳

 「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるさんの出身地の鳥取県境港市では観光協会の主催で妖怪と世相を反映させた「妖怪川柳コンテスト」が毎年行われてきた。ところが、今週結果が発表された第20回大会で終了するという。AIが普及して川柳が作れるようになってしまい、人間が考えた作品とAIで作成された作品との判別ができないレベルに達しており、選考後にAIで作成された句の入賞が判明した場合に公正さが保てなくなる、というのが理由である。10年前、20年前には予想もできなかったことだ。

   AIが簡単に利用できるようになって、いろいろと便利になった反面、学生のレポートや論文を作成するようなことが数年前から問題視されるようになってきた。医学論文を含む科学論文でもAI利用の可能性が取りざたされることがある。それに比べると定型的な川柳はAIにとっては作りやすい分野と言えそうだ。季語がある俳句も作れてしまう可能性があるし、短歌だって作れそうだ。さらには短い小説も作られるようになるかもしれない。チェス・将棋・囲碁などゲームの分野ではすでに人間がAIにかなわなくなってきている。AIによる作曲も近くまで来ているのではないか。今後さらに文学・芸術の分野にもAI利用が広がっていきそうだ。人間の牙城が次々と崩されていくのは寂しい気もする。近頃はAIのコンピュータ犯罪への悪用も懸念されている。姿を見せないAIこそ現代の超大物妖怪なのかも知れない。

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コメント

四分休符先生

昨日、初めてChatGPTを使ってみました。
僕は絵を描いていますので、構図や人体表現の参考にしようと思い、軽い気持ちで画像を生成してみたのです。
出来上がりは想像以上に素晴らしいものでした。
ショックでした。その完成度の高さに驚きました。
僕が描いたとしたら何十時間もかかるような作品を、一瞬のうちに仕上げてしまいました。
絵を描く意義を根底から揺さぶられるような感じがしました。
美術の歴史において、AIの登場は、写真の発明以来の大きな出来事でしょう。
これから本当に、創作というものについて、さらに真剣に考えていかなくてはならないと思わされました。
しかし、まいったなぁ……。

kunu 様

 コメントいただきありがとうございます。

 私はまだChatGPTを使ったことがないですが、
外来患者さんが使っているという話を聞くと、どん
なものか関心はあります。そうした技術のあまり
の変化の早さについていけないなあ、というのが
正直なところです。

 創作活動全般にAIが関与してくるとなると人間
の存在意義が問われる状況になってくるでしょう。
仕事もAIに置換されていくといずれ人間の働く場
が狭められていくかもしれませんね。犯罪や戦争
への悪用は絶対に防がなくてはなりません。

 四分休符先生

 AI、ですか... 
 検索しますとAIが答えます。たいていは納得するのですけれど。なにか毒が無い、ぬめっとした感があるのです。微妙なニュアンスが通じない。 何かの投稿でもジワッとくる感がないともしかしてAIかな、と思い、遠ざかります。私の感覚ですけれども。

 作曲ですか。図形ですか。どうなのでしょう。完成度が高ければそれが優れているとも思えないのですが。演奏でいえば、この曲はトスカニーニ、これはムラビンスキィだなぁ断然、と思えるような面白味があります。デコボコ感といいますか...

 IT企業ではAIに哲学を教え込む専門家がいると聞いたことがあります。結局人間が教えるのだな、と思っています。
 総合すればよりよいものが創造できるのかもしれませんけれどもどうなのでしょうねぇ

yukimiya 様

 コメントいただきありがとうございます。

 仰るように哲学まで学んだら、いよいよAIに
弱点なしということになるでしょうか。
 ここ10年位の変化を考えると今から10年後
はどうなっているだろうかと気になるところです。

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