神経質礼賛 2490.真夏の雹(ひょう)
日曜日の夕方、雷の音がだんだん近くなってきた。そのうち、激しい大雨になる。ところが雨音が普段と違う。カーンとかキーンというような硬いものが屋根やベランダに当たっているような音が混ざっている。窓からベランダを見ると、氷の塊が散乱しているではないか。大きいもので直径2cm位ありそうだ。5分か10分ほどで普通の雨に戻った。雹(ひょう)を見るのは初めてである。それも7月の終わり、真夏に見るとは。霰(あられ)は何度か見たことがあり、小さいからパラパラと音も軽いし路面やベランダでピョコピョコ跳ね上がってかわいらしい。全国ニュースでは、各地の酷暑の状況とともに、当地の雷雨と雹も取り上げられ、手掌に5cm近い大きさの氷塊を乗せている人が写った。この大きさだと、家や車のフロントガラスにヒビが入る恐れがあるし、ビニールハウスに穴が開いたりするだろう。もっと大きければ人がケガをすることもあるかもしれない。幸いにして被害の報道はなかった。
空から降る氷で大きさが5mm以上のものを雹(ひょう)、それより小さいものを霰(あられ)と呼んでいる。かつては大きな雹が降って、農作物や家畜の被害だけでなく人が死傷するような被害の記録も残っている。雹も油断はできない。もっとも、落雷により死亡する人は国内で年10~20人程度と言われていて、まずはそちらの心配からだ。広いグラウンドでスポーツ中やゴルフ中などに大木の下で一時的に雨宿りをしていて被害に遭うケースも目立つ。いずれにせよ、雷が鳴り始めたら「雨雲レーダー」で雷雲の動きをチェックし、いち早く安全な屋内に逃げ込み、雷雲が通り過ぎるのを待つのが正解である。


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