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2026年8月30日 (日)

神経質礼賛 2500.変わる歴史の常識

 8月の最終週は産婦人科クリニックが遅い夏休みということで、浜松市美術館の現代アート展を見に行くことにした。8月末だというのに熱中症警戒アラートが出ていて外を歩くのは危険とされていた。浜松まで電車で行き、まずは腹ごしらえ。ちょっと奮発して遠鉄百貨店8Fうなぎ徳という店で鰻茶漬け(ひつまぶし)を食べる。外へ出ると熱風が吹き付ける。美術館へ行く前に、さらにその先にある犀が崖(さいががけ)までバスで行った。

 そこは徳川家康が浜松に進軍してきた武田信玄と戦って大敗北を喫した三方原の戦の舞台である。すぐ近くには家康を守って戦死した夏目吉信、本多忠真の顕彰碑が立っている。敗れて浜松城に戻った徳川方は夜中に武田軍に奇襲をかけて一矢を報いた。その際、崖に白い布をかけて橋に見せかけ、武田の兵たちが本物の橋と見誤って崖から転落したとされる。それが現在の町名・布橋になったという。深さ15m、幅30mほどの崖を見下ろすことができる。

 小さな資料館には合戦の模様のジオラマがある。以前来た時にこれがあった記憶はない。歴史学者の磯田道史さんがTVの歴史番組で紹介していたもので、ジオラマ作家が地元の小学生たちの助けを借りて製作した。ボランティアガイドの人からビデオを見るよう勧められる。三方原の戦やそこで命を落とした人々の魂を慰める遠州大念仏の話だった。TV画面の下部に紙が貼られていて、家康の「しかみ像」はDVD制作当時の学説に沿ったものであるという注意書きがあった。

 しかみ像の話は当ブログでも書き(209話)、『家康その一言』にはモノクロながら徳川美術館の許諾を得て画像を掲載している。家康は三方原の戦でのみじめな敗北を忘れないため、情けない自分の姿を画家に描かせ、座右に置いて慢心の戒めとした、と徳川家に話が伝わっていた。しかし、最近の研究では、それは事実ではなく江戸時代に入ってから描かれたものという見方が強くなっている。

 かつて社会や日本史の教科書の源頼朝とか足利尊氏だとされていた肖像画は現在はそうではないと言われているし、厩戸王(聖徳太子)の十七条憲法も死後数十年経ってから創作された話と考えられている。「いい国作ろう」の語呂合わせで覚えた1192年とされてきた鎌倉幕府の成立年は最近では1185年説が有力になっている。新しい史料が発見され、科学的・論理的な検証により、歴史の常識は変化してくるものである。歴史のロマンはあってよいが、やはり事実唯真である。

2026年8月27日 (木)

神経質礼賛 2499.メンパ

 8月23日付毎日新聞で心療内科医・海原純子さんの新・心のサプリというコラムに「メンパ、ですか」という見出しの記事があった。聞きなれない言葉である。メンパというと私の頭に思い浮かぶのは木製で漆塗りされた丸型あるいは小判型の弁当箱。元々は山仕事をする人たちが使っていたもので、当地では井川地区で作られる郷土工芸品「井川メンパ」が知られている。もちろん、それではない。最近よく使われるようになったコスパやタイパと同様、メンタルパフォーマンスの省略語らしい。心の負担を最小限に抑えてフォーマンスを最大にする、心の平穏を重視する考え方や行動のことだそうだ。例えば買物の際に膨大な情報のなかから選択しなければならない疲労や、後悔、失敗への不安といったストレスが存在する。そこで、迷わず決められる状態を重視する考え方がメンパ重視ということになる。

 神経質人間はコスパやタイパを気にしやすい。そして、その判断に時間や労力をかけ過ぎるきらいがある。下手をすると損得勘定や手間を計算し過ぎて、何もしないで終わってしまうこともよくある。メンパの見地からするとよろしくないということになるだろう。この御時世、それこそ選択判断をすべてAIに任せておけば、大きなハズレはなく、心の平穏が保てるかも知れない。将棋でも囲碁でもAIがトッププロよりも的確な判断をしてくれるのだから。そうすればメンパ最高!となりそうだ。しかし、それでは面白くないではないか。迷って自分で選ぶところに価値があるのではないだろうか。時には失敗して悔しい思いをするのも悪いばかりでもない。

   森田正馬先生の色紙に「不安心は用心の安心にして 失敗は改良の喜びなり」と書かれたものがある(1770話)。不安は人生を用心深く生きるために不可欠なものである。失敗もつきものであり、そこで改良を重ねて成功すれば限りない喜びとなる、ということなのである。

2026年8月23日 (日)

神経質礼賛 2498.サッポロ一番60年

 今年はサンヨー食品のインスタントラーメン「サッポロ一番」が誕生して60年になるのだそうだ。今でも人気は衰えていない。袋麺の人気投票ではたいてい上位3位以内に入ってくる商品である。私もたまに食べたくなって買ってくることがある。最近では健康志向のため減塩バージョンも販売されている。

 最初に発売されたのが「しょうゆ味」、その2年後に「みそラーメン」、5年後に「塩らーめん」が発売されている。どれもラードで揚げた麺であるが、スープに合うように、それぞれ醤油、味噌、山芋が練り込んであり、麺の断面も四角形、楕円形、円形と変化を付けている。スープと別包の薬味の小袋も胡椒、七味、切胡麻とスープに合ったものにしているあたりは芸が細かい。以前、日本で最初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを発明した安藤百福さんが神経質だったことを書いているが(166話、719話、720話)、サッポロ一番の開発スタッフたちも相当神経質だったものと推測する。

 サッポロ一番が発売になった年には明星食品の「チャルメラ」も発売され、それから2年後には日清食品から「出前一丁」が発売となり、TVではCMが盛んに流され、インスタントラーメンは一大ブームを迎えた。小学校から家に帰ると、たまにサッポロ一番しょうゆ味をおやつに作ってもらえることがあってその時は嬉しかった。ただし、栄養を考えてキャベツが入れられていた。そのままだとスープの味が変わってしまうので、急いでキャベツをやっつけてから麺を食べるのが常だった。一人前が小鉢2杯に分けられて弟と食べるので、どっぢが多いとか少ないとかで揉めることがあったが、今となっては懐かしい思い出である。

2026年8月20日 (木)

神経質礼賛 2497.生命(いのち)のメッセージ展

 空を見上げると時々秋のようなうろこ雲・すじ雲を見かけるようになった。しかし日中は強烈な日差しで、日傘では防ぎきれない腕や手の甲がヒリヒリ痛くなる。街でいくつか用事を済ませ、ちょっと時間が空いた。県庁別館の前を通ると展望ロビー開放中の表示が出ていたので、久しぶりに行ってみることにした。『家康その一言』の原稿を書いていた頃は本に載せる富士山の写真を撮るために何度か通った所である。

   エレベータで21階まで上がると、たまたまフロアで「生命のメッセージ展」の展示があった。3日間限定の展示で、各地を巡回しているのだろう。全国で起きた交通死亡事故で亡くなられた被害者20人の等身大の白いパネルには元気だった時の写真とともに事故の状況が書かれていて、足元には事故時に履いていた靴が置かれていた。残された御家族の悲憤を伝えるメッセージもある。柔道の練習から帰宅の途中、飲酒運転の車にはねられて死亡した県内の19歳の男性。「今は合宿に行っているんだね。帰っておいで」という母親のメッセージが胸に突き刺さってくる。

   交通事故だけでなく先日の熊本地震の際のガス爆発のような種々の事故、そして犯罪被害に巻き込まれて突然に理不尽な形で命を奪われてしまった人の御家族の悲しみや苦痛は年月が経ってもなかなか癒えるものではないだろう。命を大切に、当たり前のことだけれども、誰もが自分のこととしてとらえ、事故や事件を少しでも減らしていく工夫を尽くしていくことが必要である。「ちょっとくらいいいや」ではなく生命の安全には神経質であるに越したことはない。

2026年8月16日 (日)

神経質礼賛 2496.薬の銘柄指定

 クリニックで外来新患の方を診察すると、不眠・抑うつ・不安を主訴とする方が多く、それも軽度の場合が多い。また、今まで他の精神科クリニックや近くの内科医院で睡眠薬や抗不安薬を処方されていた方も少なくない。そうした方の中には「不安の頓服はソラナックスじゃないとダメなんです。ジェネリック不可にして下さい」というように薬の銘柄を指定される人がいる。

 ソラナックスでもジェネリックのアルプラゾラムでも有効成分は同じである。ただ、薬の基材・コーティング剤・印刷インクなどの成分は製造会社によって異なるから稀にそうした固有の化学物質に反応してアレルギー症状が出ることがある。そうなるとジェネリック不可と記載する正当な理由になる。もっとも、薬の形や大きさが異なり、飲みやすい・飲みにくいという差異もありうるので、概ね御希望は容れている。昔は薬の特許が切れると中小メーカーが同一成分の薬を安価に製造販売し、それらは俗に「ゾロ」と呼ばれ、安かろう悪かろうという負のイメージがあって、ゾロだと効きが悪いという先入観も生じていた。今ではジェネリック薬品の品質は向上している。医療費削減という厚労省のスローガンもあって、極力ジェネリック薬を処方するようにと種々の圧力が加わっている。とはいえ、先発品に比べて副作用情報などが医師に周知されるのが遅く、原材料の調達ルートが細いためか品薄になりやすいという懸念もまだなくなってはいない。ジェネリック薬メーカー各社の一層の努力が必要である。

 昨今はデパス、ソラナックス、ハルシオン、サイレースなどのベンゾジアゼピン系抗不安薬や睡眠薬の処方はなるべく避ける方向にある。しかし、前医で処方されていた場合は急に中止するわけにはいかないので、「お薬手帳」で今までの処方薬を確認した上でまずは同一処方として経過観察し、その後は話し合って、漸減を試みて行くようにしている。

2026年8月15日 (土)

神経質礼賛 2495.カモフラージュ

 8月13日付毎日新聞の「くらしナビ」というコーナーに「カモフラージュ」頻度減少という見出しの記事があった。「となりの発達障害」というカラー見出しもついている。大学時代、グループワークになじめず友達の輪に入れず発達障害ではないかと気になっていた学生さんが就職。仕事は自分に向いていて職場の雰囲気も良いが、電話対応が苦痛で会社の飲み会にもなじめず、溶け込むために無理をしてふるまっているうちにストレスがたまり、心療内科で自閉スペクトラム症、ASD・注意欠陥多動症ADHDという診断を受けた。自分の特性を理解するプログラムを受け、上司にも理解してもらい、カモフラージュの頻度は減ったという。ここでは、発達障害の人が無理して過剰適応することをカモフラージュと表現しているようである。

   しかし、程度の差こそあれ、誰しも社会集団の中で生活しなければならない以上、自分を抑えて周りに合わせて行動していかざるを得ない。人格personalityの語源はラテン語のペルソナPersonaと言われ、これはギリシャ語で俳優たちが用いた仮面のことである。一人前の社会人たちは仮面を被り、場面に応じて仮面を使い分け、自分の欠点を隠しながら行動しているとも言えよう。

 元来、神経症(不安症)の治療法である森田療法では「外相整いて内相自(おの)ずから熟す」「健康人らしくすれば健康になれる」とし、症状や気分はそのままにしてその時その時必要な行動を取っていくようにと説いている。森田正馬先生は次のように言っておられる。

 仕事に熱がない。興味の起らない時には、ただ規則に示された通りに、他人の真似なり仕事のふりをしていてもよい。ただ規則に従っていさえすれば従順である。また腹はへらなくとも、イリ豆をちょいちょいつまんでいるうちに食欲がそそり出されるように、仕事でも素直に、いやいやながらやっているうちに、ツイツイ身が入って、興に乗ってくるようになる。この辺の気合を体得してもらわなければならない。(白揚社:森田正馬全集 第5巻P.396)

 入院中の患者が、初めは仕事がいやでも、その心のままに、これを否定・抑圧しようとせずに、ボツボツやっておれば、心は自然に、外向きに流転して、いつの間にか、いわゆる仕事三昧になるという事は、容易に体験のできる事であります。(同 第5巻 p.397)

 気が乗らないままに少し手を出してみるとそれが「呼び水」となって行動の連鎖が起こり結果的には症状はあってなきが状態となるのだ。指導者の中には健康人を装うようにと言う人もいるが、自分が持っている健康的な部分を最大限発揮して伸ばしていくのが森田療法であり、意識的にカモフラージュする必要はないように思う。

2026年8月13日 (木)

神経質礼賛 2494.巡回警備ロボット

 先週、近くの商業施設の1階フロアをゆっくり移動していく巡回警備中のロボットと遭遇して驚いた。女性の声で「巡回警備中です」というアナウンスを流している。外見的には高さ1m少々、(映画スターウォーズに登場するR2-D2に比べれば)ややスリムな体型でライトを点灯させ左右1個ずつの車輪を回転させて動いているように見える。実際には、底面の見えない所には他にも車輪があるのだろう。全日警と書かれている。調べてみるとSQ-2という機種の自律移動型警備ロボットで、すでに5年ほど前から空港や駅や東京大阪周辺の商業施設などに導入されているらしい。私立医大附属病院で使われている例もあるという。巡回点検業務・立哨業務を行い、問い合わせボタンを人が押した場合には防災センターの警備員と通話ができる。新型コロナ流行期からファミリーレストランで配膳ロボットが使われ始めたとは聞いていたし清掃ロボットの存在は知っていたが、一般の人々の中を自律移動ロボットが巡回警備するようになるとは思いもよらなかった。犯罪抑止効果が期待できそうだし、AIを連動させれば、ロボット単独での案内業務もこなせるようになるだろう。

   労働力不足、人件費高騰の状況でこれから一気にロボットの普及が進んで行きそうな予感がする。今のところ、段差がある場所では利用困難であるが、階段昇降ができるようなロボットが実用化されれば高齢者や身体に障碍のある方々に同行して補助できるようにもなっていくだろう。屋外での使用も行われるようになるだろう。そのうち異種のロボット同士が対話して交渉するような場面にも遭遇するかも知れない。ますます人間の仕事がなくなっていくのではという心配も浮かんでくる。急速な世の中の変化にはただただ驚くばかりである。

2026年8月 9日 (日)

神経質礼賛 2493.ハンディファンとペルチェ素子

 若い女性を中心にハンディファンを持ち歩く人が急増している。季節商品が並ぶ百円ショップの入口近くには、定番の団扇や扇子に替わって今年はハンディファンが所狭しと並んでいる。価格は1000円以下のものから3000円以上のものまである。1000円以上のものは充電式で、乾電池交換の煩わしさもなくなっている。ミスト機能の付いたものもある。

 通販の広告を見ると、ペルチェ素子の冷却機能を利用した冷却プレート付ハンディファンが販売されている。価格は2000円程度からである。ペルチェ素子とは二種類の金属の接合部に電流を流すと片方の金属からもう一方の金属に熱が移動するペルチェ効果を利用した板状の半導体素子である。一方の面では吸熱・もう一方の面では発熱が起きる。小型で音や振動を生じないメリットがある反面、冷蔵庫やクーラーのヒートポンプに比べて効率が悪い。そして、素子自体も発熱するため、十分に放熱しないと使い物にならない。だから、用途は実験用の小さな恒温槽、コンピュータのCPU冷却、車載用小型冷温庫に限られてきた。この冷却プレートがハンディファンやファン付作業服でどの程度実用性があるかは少々疑問である。それに、吸熱したより多くの熱を周囲に発散するわけだから、混んだ電車など狭い空間で多くの人が使用するようになるとそのうち問題になるかもしれない。神経質としては気になるところだ。私はまだその文明の利器の恩恵を受けていない。いまだに扇子をパタパタである。

2026年8月 6日 (木)

神経質礼賛 2492.水分補給

 年々夏場の暑さが厳しくなってきている。街ゆく人々も熱中症予防のため日傘やハンディファンの使用が多くなっている。首を冷却するグッズを使用している人もいる。立ち止まってペットボトル飲料を飲む姿も見かける。仕事場はエアコンが入っているとは言え、そこに行きつくまでにかなり汗をかくので脱水が心配になる。私も今年からはペットボトルの水またはお茶を通勤バッグに1本入れておき、出勤した時にまず一口飲み、外来診療の合間に少しずつ水分補給するようにしている。さらに帰りの途中、信号待ちで立ち止まっている時や駅の電車待ちの時にも飲んでいる。最初は200ml入りのお茶だったが、それでは足りず、今では500mlペットボトルである。少々重いので350mlのものが買えるとちょうどよいけれども、なかなか都合のよいものが買えない。

 持ち歩く飲料は何が良いだろうか。緑茶、紅茶、ウーロン茶はスッキリしていいが、カフェインの利尿作用があるので、トイレが近くなってよくない。スポーツドリンクだと甘すぎる。よほど大量に発汗した時だけ、自販機で買って飲むことはある。炭酸水はスッキリ感が強力ながら、フタを開ける時にプシュッと音が出るのがよろしくないし、ちびちび飲み続けていると酸のために歯のエナメル質を傷めるという話もある。カフェインのないルイボスティーや麦茶か無難なミネラルウォーターということになろう。

 

2026年8月 2日 (日)

神経質礼賛 2491.消せない広告

 パソコンやスマホのブラウザを開いた時にGoogleやYahoo JAPANなどの検索サイトをトップ画面にしているとすぐに検索することができて便利である。しかし、画面に興味を引くようなニュースが表示されてそれを見に行くと、やたらと広告ページが開くことがある。そうした検索サイトは広告収入で成り立っているのでやむを得ないけれども、問題は、広告表示を消すための「×」印あるいは「閉じる」や「close」のボタンがない広告、つまり消せない広告である。すぐに消されたのでは広告の効果がないから簡単に消せないようにして時間稼ぎをする策だろうけれど、あくどいやり口である。仕方なく「i」マークを押すと、広告を消去したい理由を問われる。それに答えて、ページを戻しても、また同じことの繰り返しになる。にっちもさっちもいかなくなってスマホだと電源ボタン長押しで再起動することになってしまう。広告をブロックするような有料アプリもあるらしいが、そこまでするのもバカバカしいからそのままにしている。消せない広告だけでなく、同じ広告がしつこく出て来る、広告の内容が不快であるなど、JARO(公益社団法人 日本広告審査機構)に寄せられるネット広告に関する苦情は年々増加しているそうである。

   確かに長い時間表示されればその広告の印象は強くなるが、それは良い印象でなく悪い印象であることがわからないのだろうか。広告でなく逆広告になっている。とにかく表示時間を長くできさえすればよいという短絡思考に他ならない。全く神経質が足りないと言わざるを得ない。

 

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