神経質礼賛 2498.サッポロ一番60年
今年はサンヨー食品のインスタントラーメン「サッポロ一番」が誕生して60年になるのだそうだ。今でも人気は衰えていない。袋麺の人気投票ではたいてい上位3位以内に入ってくる商品である。私もたまに食べたくなって買ってくることがある。最近では健康志向のため減塩バージョンも販売されている。
最初に発売されたのが「しょうゆ味」、その2年後に「みそラーメン」、5年後に「塩らーめん」が発売されている。どれもラードで揚げた麺であるが、スープに合うように、それぞれ醤油、味噌、山芋が練り込んであり、麺の断面も四角形、楕円形、円形と変化を付けている。スープと別包の薬味の小袋も胡椒、七味、切胡麻とスープに合ったものにしているあたりは芸が細かい。以前、日本で最初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを発明した安藤百福さんが神経質だったことを書いているが(166話、719話、720話)、サッポロ一番の開発スタッフたちも相当神経質だったものと推測する。
サッポロ一番が発売になった年には明星食品の「チャルメラ」も発売され、それから2年後には日清食品から「出前一丁」が発売となり、TVではCMが盛んに流され、インスタントラーメンは一大ブームを迎えた。小学校から家に帰ると、たまにサッポロ一番しょうゆ味をおやつに作ってもらえることがあってその時は嬉しかった。ただし、栄養を考えてキャベツが入れられていた。そのままだとスープの味が変わってしまうので、急いでキャベツをやっつけてから麺を食べるのが常だった。一人前が小鉢2杯に分けられて弟と食べるので、どっぢが多いとか少ないとかで揉めることがあったが、今となっては懐かしい思い出である。
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40年前ですがスーパーに勤めた後輩が断トツ人気がサッポロの味噌と言ってました。
わたしは子ども時代から縁が薄くチャルメラと出前一丁でした。
今も妙に思いますが、袋書きの水の量500cc では味が薄くなりすぎませんか?
投稿: たらふく | 2026年8月30日 (日) 19時50分
たらふく 様
コメントいただきありがとうございます。
チャルメラ、出前一丁もロングセラーですね。
袋のデザインは、チャルメラを吹くおじさん、
出前少年のキャラが目立っています。それぞれ
貝の絵が描かれたスパイス袋、特製ラー油が
印象に残っています。
確かに子供の頃はスープの味が濃い方が好
みでしたが、今は減塩生活に慣れて薄くしてお
り、スープも全部飲むことはありません(笑)。
投稿: 四分休符 | 2026年8月31日 (月) 06時34分