神経質礼賛 2494.巡回警備ロボット
先週、近くの商業施設の1階フロアをゆっくり移動していく巡回警備中のロボットと遭遇して驚いた。女性の声で「巡回警備中です」というアナウンスを流している。外見的には高さ1m少々、(映画スターウォーズに登場するR2-D2に比べれば)ややスリムな体型でライトを点灯させ左右1個ずつの車輪を回転させて動いているように見える。実際には、底面の見えない所には他にも車輪があるのだろう。全日警と書かれている。調べてみるとSQ-2という機種の自律移動型警備ロボットで、すでに5年ほど前から空港や駅や東京大阪周辺の商業施設などに導入されているらしい。私立医大附属病院で使われている例もあるという。巡回点検業務・立哨業務を行い、問い合わせボタンを人が押した場合には防災センターの警備員と通話ができる。新型コロナ流行期からファミリーレストランで配膳ロボットが使われ始めたとは聞いていたし清掃ロボットの存在は知っていたが、一般の人々の中を自律移動ロボットが巡回警備するようになるとは思いもよらなかった。犯罪抑止効果が期待できそうだし、AIを連動させれば、ロボット単独での案内業務もこなせるようになるだろう。
労働力不足、人件費高騰の状況でこれから一気にロボットの普及が進んで行きそうな予感がする。今のところ、段差がある場所では利用困難であるが、階段昇降ができるようなロボットが実用化されれば高齢者や身体に障碍のある方々に同行して補助できるようにもなっていくだろう。屋外での使用も行われるようになるだろう。そのうち異種のロボット同士が対話して交渉するような場面にも遭遇するかも知れない。ますます人間の仕事がなくなっていくのではという心配も浮かんでくる。急速な世の中の変化にはただただ驚くばかりである。
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