神経質礼賛 2464.黄金柑
産婦人科クリニックへの通勤は狐ヶ崎駅から徒歩20分。少し近道も覚えてだいぶ慣れてきた。駅の近くにはほとんど商店がなく、一軒だけ米屋さんがある。仕事帰りに横を通ると、入口のガラス戸越しに、袋入みかんやポンカンが並んでいるのが見えることがある。連休前、黄金柑と書かれた札が目を引いた。この時期の柑橘系はもう夏みかん類ばかりで、はて、どんな果物かなと興味を引いた。小さな黄色の果実がビニール袋に入って300円で売られている。店に入ると御高齢の女性が出て来た。消費税込の値段であることを確認して一袋買ってみる。「もう最後で、傷んでいると悪いから」と比較的大きめの1個を別に手渡された。
黄金柑は黄蜜柑(きみかん)のことで、収穫量は少なく、スーパーに並ぶことはほとんどないそうだ。神奈川県の特産品「湘南ゴールド」の親品種だという。日向夏(ひゅうがなつ)を小ぶりにしたような感じで、香りは似ていて甘味はやや強いとされる。同じように白い「綿」の部分も食べられる。
袋には化学肥料・農薬不使用であると書かれている。皮は少々剥きにくく、説明の紙に書いてあるように、ヘタのあたりを切り落としてから、円周方向に剥いてみる。皮を剥いてみてちょっとがっかり。味は悪くないが水分が少ないものが多かった。意外と種もある。収穫時期は2月から4月位らしいから、やはりもう終わりの時期のものだったのだろう。今度見かけたらもう少し早いうちに買ってみることにしよう。


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